2010年 06月 29日
平成22年6月議会 |
いよいよ参議院選挙本番へ!
国政の世界は、鳩山内閣から、「強い経済、強い財政、強い社会保障」を訴える管内閣へ変わり、再スタートしました。政治は皆さんの一票で変わっていきます!来る7月11日は参議院議員選挙です。期日前投票も活用しながら投票には必ず行き、私たち一人ひとりの思いを国政に反映させましょう。
サッカーW杯南アフリカ大会
海の向こうでは4年に一度の大イベントであるサッカーW杯の南アフリカ大会の熱戦が続いています。世界ランク45位の日本チームは初戦で格上のカメルーンに勝利、その後、勢いに乗り、デンマークにも3対1で勝利し、見事に一次予選を突破しました。決勝トーナメントでの活躍が期待されています。
このW杯は「アフリカ人であることを祝おう」をスローガンに初めてアフリカで開かれています。開催国のマンデラ元大統領は「W杯はただの試合ではない。言葉や肌の色、政治信条や宗教を超え、世界を一つにできるサッカーの力の象徴だ。」と訴えました。現在のアフリカ諸国は厳しい貧困、飢餓、内戦、疫病などで苦しんでいます。これらを乗り越えるべく、希望を込めたW杯大会が今、行われています。
歴史的快挙、小惑星探査機「はやぶさ」
サッカーW杯「初戦勝利」ともに、私たちに多くの感動と勇気を与えてくれた出来事に、小惑星探査機「はやぶさ」の地球への帰還があります。地球から約3億㌔・㍍離れた小惑星「イトカワ」で調査を行った「はやぶさ」が何度ものピンチを乗り越え、地球に帰ってきました。7年間にわたる「はやぶさ」の宇宙の旅はまさに、波乱万丈。途中、幾度もトラブルに見舞われながらも、それを乗り越え、地球―太陽間を20回往復するくらい長い、60億㌔・㍍を飛行して果たした偉業です。最後は流れ星と化して、燃えつきながらもカプセルを地球に届けきった「はやぶさ」。日本の技術のすごさを世界に示した人たちに称賛の拍手と、何事にも決してあきらめてはいけないことを教えてくれた「はやぶさ」に、お疲れさま、良くやったと心から叫びたい心境です。
家畜の伝染病 広がる波紋!
そんな中、家畜の伝染病である口蹄疫が宮崎県で猛威を振るっています。4月20日に一例目の陽性反応が出て以来、感染を封じ込められずに被害が拡大し、殺処分対象の家畜は県内の牛、豚のおよそ2割に当たる約30万頭に上っています。初動段階での油断と危機感の欠如が拡大の要因と言われ、消毒対策等の機敏な対応がなされず、戦後最大の畜産被害へと事態は深刻さを増しています。国は口蹄疫を封じ込めるために特別措置法を成立させ、一刻も早い終息に向けて努めていますが、目途はたっていません。季節は梅雨に入り殺処分の作業が遅れるとともに、消毒液は雨で流されやすく、また紫外線の減少とも相まってウイルスの生存期間が長くなります。国と地方両者で、口蹄疫根絶に向けての一丸となった対策が急務です。一刻も早い宮崎の畜産復興を心より願っています。
★6月定例市議会 主な内容★
6月の定例市議会は6月7日(月)から6月23日(水)までの、17日間行われました。今議会は個人質問のみが行われる議会であり、全部で15名の議員が質問に立ちました。私は二日目の午後に、トップバッターでの質問者として登壇しました。教育行政関連、都市行政関連、そして喫煙関連に関して質問と提言を行いました。教育行政関連では、全国学力テストの調査方法が全校参加方式から抽出方式に変更された問題、来年度から始まる新学習指導要領に対する教育委員会の対応、インターネットの普及によるネットいじめ対策、今年で4回目となった子ども議会のあり方を取り上げました。都市行政関連では、手賀沼を周回する自転車専用道路の築造、新木駅舎の改造(エスカレーター設置等)と下新木踏切の早期改良を質しました。そして喫煙関連では、厚生労働省の全面禁煙を求める通知への対応、受動喫煙対策について質問と提言を行いました。
議会に執行部から9議案が提出され、全て可決されました。議案としては、我孫子北近隣センターの設置と寿市民センターを廃止するための「我孫子市集会施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、新たに整備する「我孫子インフォメーションセンターの設置及び管理に関する条例」、我孫子市の緊急通信指令機器のリース解約(柏市と通信指令業務の共同運営を開始したことによる)に伴う賠償額を決定する「損害賠償額の決定」、東消防署の老朽化した消防車両を更新する(新たな消防ポンプ自動車の購入)ための「財産の取得について」などが提出され審議されました。
また請願では、「国民健康保険事業の国庫負担金を元に戻すように市議会として国に意見書を提出して下さい」(請願第33号)、「2011年度の国民健康保険税を値上げしないで下さい」(請願第34号)の2件が審査されました。請願第33号は可決され、「国民健康保険制度の改善を国に求める意見書」を関係大臣に提出しました。
≪主な争点となった行政課題≫
本市議会では、以下の行政課題が争点となりました。
①全国初、「自治紛争処理委員会」の勧告を受けて(根戸新田の今後)
②新たに設置する我孫子インフォメーションセンターのあり方
③寿市民センターの廃止と商工会への建物無償譲渡について
『住んでよかった』そして『住んでみたい』と言われる街に
国政の世界は、鳩山内閣から、「強い経済、強い財政、強い社会保障」を訴える管内閣へ変わり、再スタートしました。政治は皆さんの一票で変わっていきます!来る7月11日は参議院議員選挙です。期日前投票も活用しながら投票には必ず行き、私たち一人ひとりの思いを国政に反映させましょう。
サッカーW杯南アフリカ大会
海の向こうでは4年に一度の大イベントであるサッカーW杯の南アフリカ大会の熱戦が続いています。世界ランク45位の日本チームは初戦で格上のカメルーンに勝利、その後、勢いに乗り、デンマークにも3対1で勝利し、見事に一次予選を突破しました。決勝トーナメントでの活躍が期待されています。
このW杯は「アフリカ人であることを祝おう」をスローガンに初めてアフリカで開かれています。開催国のマンデラ元大統領は「W杯はただの試合ではない。言葉や肌の色、政治信条や宗教を超え、世界を一つにできるサッカーの力の象徴だ。」と訴えました。現在のアフリカ諸国は厳しい貧困、飢餓、内戦、疫病などで苦しんでいます。これらを乗り越えるべく、希望を込めたW杯大会が今、行われています。
歴史的快挙、小惑星探査機「はやぶさ」
サッカーW杯「初戦勝利」ともに、私たちに多くの感動と勇気を与えてくれた出来事に、小惑星探査機「はやぶさ」の地球への帰還があります。地球から約3億㌔・㍍離れた小惑星「イトカワ」で調査を行った「はやぶさ」が何度ものピンチを乗り越え、地球に帰ってきました。7年間にわたる「はやぶさ」の宇宙の旅はまさに、波乱万丈。途中、幾度もトラブルに見舞われながらも、それを乗り越え、地球―太陽間を20回往復するくらい長い、60億㌔・㍍を飛行して果たした偉業です。最後は流れ星と化して、燃えつきながらもカプセルを地球に届けきった「はやぶさ」。日本の技術のすごさを世界に示した人たちに称賛の拍手と、何事にも決してあきらめてはいけないことを教えてくれた「はやぶさ」に、お疲れさま、良くやったと心から叫びたい心境です。
家畜の伝染病 広がる波紋!
そんな中、家畜の伝染病である口蹄疫が宮崎県で猛威を振るっています。4月20日に一例目の陽性反応が出て以来、感染を封じ込められずに被害が拡大し、殺処分対象の家畜は県内の牛、豚のおよそ2割に当たる約30万頭に上っています。初動段階での油断と危機感の欠如が拡大の要因と言われ、消毒対策等の機敏な対応がなされず、戦後最大の畜産被害へと事態は深刻さを増しています。国は口蹄疫を封じ込めるために特別措置法を成立させ、一刻も早い終息に向けて努めていますが、目途はたっていません。季節は梅雨に入り殺処分の作業が遅れるとともに、消毒液は雨で流されやすく、また紫外線の減少とも相まってウイルスの生存期間が長くなります。国と地方両者で、口蹄疫根絶に向けての一丸となった対策が急務です。一刻も早い宮崎の畜産復興を心より願っています。
★6月定例市議会 主な内容★
6月の定例市議会は6月7日(月)から6月23日(水)までの、17日間行われました。今議会は個人質問のみが行われる議会であり、全部で15名の議員が質問に立ちました。私は二日目の午後に、トップバッターでの質問者として登壇しました。教育行政関連、都市行政関連、そして喫煙関連に関して質問と提言を行いました。教育行政関連では、全国学力テストの調査方法が全校参加方式から抽出方式に変更された問題、来年度から始まる新学習指導要領に対する教育委員会の対応、インターネットの普及によるネットいじめ対策、今年で4回目となった子ども議会のあり方を取り上げました。都市行政関連では、手賀沼を周回する自転車専用道路の築造、新木駅舎の改造(エスカレーター設置等)と下新木踏切の早期改良を質しました。そして喫煙関連では、厚生労働省の全面禁煙を求める通知への対応、受動喫煙対策について質問と提言を行いました。
議会に執行部から9議案が提出され、全て可決されました。議案としては、我孫子北近隣センターの設置と寿市民センターを廃止するための「我孫子市集会施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、新たに整備する「我孫子インフォメーションセンターの設置及び管理に関する条例」、我孫子市の緊急通信指令機器のリース解約(柏市と通信指令業務の共同運営を開始したことによる)に伴う賠償額を決定する「損害賠償額の決定」、東消防署の老朽化した消防車両を更新する(新たな消防ポンプ自動車の購入)ための「財産の取得について」などが提出され審議されました。
また請願では、「国民健康保険事業の国庫負担金を元に戻すように市議会として国に意見書を提出して下さい」(請願第33号)、「2011年度の国民健康保険税を値上げしないで下さい」(請願第34号)の2件が審査されました。請願第33号は可決され、「国民健康保険制度の改善を国に求める意見書」を関係大臣に提出しました。
≪主な争点となった行政課題≫
本市議会では、以下の行政課題が争点となりました。
①全国初、「自治紛争処理委員会」の勧告を受けて(根戸新田の今後)
②新たに設置する我孫子インフォメーションセンターのあり方
③寿市民センターの廃止と商工会への建物無償譲渡について
『住んでよかった』そして『住んでみたい』と言われる街に
by abiko-21
| 2010-06-29 14:43
| 印南宏