2009年 04月 02日
平成21年3月議会 終了!! |
我孫子市議会、定数24人に削減!!
3月議会の最終日、我孫子市議会は議員定数を現行の28人から24人に削減する条例案を賛成多数で可決した。2011年11月に任期満了となる市議選から適用される。2007年の選挙は定数30人を28人に減らし実施。その後も議会改革について話し合いを行っていた。(私はこの削減案に賛成しました。)
「子供泣かすな、来た道だ。年寄り笑うな、往く道だ。」
我孫子市の65歳以上の高齢化率は、すでに21%を超えています。4年後には確実に4人に1人は高齢者、千葉県内に56市町村が存在しますが、その中では31番目に位置し、けして高齢化率が高い方ではありませんが、東葛飾地域6市(柏、松戸、流山、野田、鎌ヶ谷、我孫子)では一番の高齢化率となっています。
市内115町丁では、新木野2丁目が高齢化率40%でトップ、2位には湖北台6丁目、39%と高齢化率30%を超える町内が25町丁存在しています。急速に高齢化が進んでいます。
そんな中、新年度予算では、敬老祝い金や結婚50周年記念祝賀会など高齢者をターゲットにした事業の廃止、見直しが行われ、全体では「削減し易い、事業を削る」そんな傾向が顕著になった予算編成となりました。
敬老の精神、長生きを敬う、日本的な良さが無くなっていくような悲しい気持ちになりました。
平成21年3月 定例市議会終了!(新年度予算が決定
会期:
2月26日(木)~3月19日(木) 22日間
(一般質問は3月5日~3月9日、14名の議員が登壇)
予算審査:
3月16日~18日 3日間 →印南は会派を代表して予算審査特別委員。 (一般会計は319億2千万円、前年度当初と比べ、6億1千万円、1.9%の増額)
新年度予算:
当初予算の歳入は、社会的な景気悪化や団塊世代の退職者増などで、全体の約6割を占める市税が181億円7千万円で、前年度比3億5千百万円の大幅減となり、例年になく厳しい編成となった。不足分は市有地売却で約2億円、減債基金から約2億円、財政調整基金から約1億円をそれぞれ確保・繰り入れし財源にあてた。
歳出は、経常経費5億円の削減目標額を各部課に割り当て、聖域なき見直しに努めた。結果的には目標の5億円削減はできなかったが、社会保障費などの「民生費」拡大を4億5千万円に抑えながら、総務費、土木費、衛生費を軒並み減額した。
重点施策では、児童医療費助成事業として小学校1~3年生の通院分を新たに助成する為の予算2千7百万円を確保。私立保育園の施設整備の補助に約2億3千万円、(仮称)我孫子駅前インフォーメーションセンター整備事業に約5千万円、景気対策として市商工会が発行する1億円分プレミアム付き商品券のため、10%のプレミアム分の1千万円と事務手数料5百万円を市が負担する。他の新規事業として、小中学校の校舎大規模改造、白樺文学館の運営、杉村楚人冠邸の保存と活用などが盛り込まれている。
予算審査の争点:
新年度、本格的な見直し予定となっている基本構想は、すべての計画の基となっている市の最上位法、安易な見直しに反対する意見が多く出された。また、我孫子駅南東地区、約32億8千万円を投じて行う都市再生整備計画(21年度~25年度)のシンボル的な事業、(仮称)我孫子駅前インフォーメーションセンター整備について、センターの機能、役割、運営方法について明確な方針が出来ていない。コンテンツがない段階で建物のみ先行して建設する市の姿勢に疑問の声が多く上がった。
市長は、早急に整備方針を明確にしたい。この事業の着手は市議会の所管常任委員会(環境生活)に諮り、了解を得ながら、事業を進めていく形にしたい。と答弁、予算はこのまま認めて欲しい旨、訴えた。また、聖域なき見直しによって、削減された事業は敬老祝い金や福祉手当、障害者の助成金の削減など、簡単に削減しやすいものだけを削減し、人件費やその他、補助金、負担金などは削減されていない。予算編成の方法にも疑問の声が上がった。
新年度予算は本会議において賛成17、反対10の多数可決で成立した。
宏はこう考える。
千葉県知事選、終わる!!(釈然としない知事選)
2009年は選挙の年、必ずやってくる衆議院解散総選挙の前、今後の政権交代を占う千葉県知事選挙は元衆議員で俳優の森田健作氏(59歳)が、民主党などが推薦、支援する第三セクター鉄道会社の前社長、吉田平氏(49歳)ら4氏を破って初当選しました。
投票率は45.56%(前回43.28%)でした。森田氏は自民党県議らの支援を受けましたが、政治不信が強まる中で政党色を出さずに、知名度を生かした選挙戦を展開し、終始リードする形で、4年前の雪辱を果たしました。
選挙戦では森田氏は「無所属」を強調し、支援する自民党県議は裏方に周り、自民党の国会議員などの応援弁士を一切呼ばずに、政策面では成田―羽田のリニアモーターカーの開通、郷土愛の育成や道徳教育の推進などを公約として、残念ながら、具体的な政策、見通しなどは一切触れない、イメージ選挙を貫いた選挙戦でした。
聞くところによると、選挙を指導した選挙プランナーに、石原新太郎・東京都知事3選、丸山珠代・参議院議員当選に貢献した、あの三浦博史が参謀役として就いていたそうです。さすがにうまい選挙戦を展開していました。
ただ、残念なのは、「完全無所属」をアピールして当選した森田氏、当選後に発覚した自民党東京都衆議院選挙区第二支部(東京都中央区)の支部長だったこと、これは、公職選挙法、(虚偽事項の公表罪)第235条に抵触する恐れがあるや、否や、そして、その第二支部から、森田氏が代表を務める資金管理団体「森田健作政経懇話会」に約1億5千万円が寄付されていたことなどが新聞等報道で明らかになりました。
資金管理団体の使途について、森田氏は記者団の質問に「知事選には使っていない。知事選に無所属で出馬を決意する前に、自民党候補の応援などのために使った」と釈明をしていました。知事選に使っていないことをどのように証明するのか、また、記者会見で明らかのように、「近く支部を解散したい」と発言、つまりは、千葉県知事選が行われた日にはまだ支部は解散しておらず、森田氏は支部長の身であったということが明らかになりました。
どうも、今回の森田氏の行動は釈然としない、千葉県知事選挙戦となってしまいました。「政治と金」今後、新知事となった森田氏に何事も起こらねば良いのですが、心配の種は尽きない。 宏
3月議会の最終日、我孫子市議会は議員定数を現行の28人から24人に削減する条例案を賛成多数で可決した。2011年11月に任期満了となる市議選から適用される。2007年の選挙は定数30人を28人に減らし実施。その後も議会改革について話し合いを行っていた。(私はこの削減案に賛成しました。)
「子供泣かすな、来た道だ。年寄り笑うな、往く道だ。」
我孫子市の65歳以上の高齢化率は、すでに21%を超えています。4年後には確実に4人に1人は高齢者、千葉県内に56市町村が存在しますが、その中では31番目に位置し、けして高齢化率が高い方ではありませんが、東葛飾地域6市(柏、松戸、流山、野田、鎌ヶ谷、我孫子)では一番の高齢化率となっています。
市内115町丁では、新木野2丁目が高齢化率40%でトップ、2位には湖北台6丁目、39%と高齢化率30%を超える町内が25町丁存在しています。急速に高齢化が進んでいます。
そんな中、新年度予算では、敬老祝い金や結婚50周年記念祝賀会など高齢者をターゲットにした事業の廃止、見直しが行われ、全体では「削減し易い、事業を削る」そんな傾向が顕著になった予算編成となりました。
敬老の精神、長生きを敬う、日本的な良さが無くなっていくような悲しい気持ちになりました。
平成21年3月 定例市議会終了!(新年度予算が決定
会期:
2月26日(木)~3月19日(木) 22日間
(一般質問は3月5日~3月9日、14名の議員が登壇)
予算審査:
3月16日~18日 3日間 →印南は会派を代表して予算審査特別委員。 (一般会計は319億2千万円、前年度当初と比べ、6億1千万円、1.9%の増額)
新年度予算:
当初予算の歳入は、社会的な景気悪化や団塊世代の退職者増などで、全体の約6割を占める市税が181億円7千万円で、前年度比3億5千百万円の大幅減となり、例年になく厳しい編成となった。不足分は市有地売却で約2億円、減債基金から約2億円、財政調整基金から約1億円をそれぞれ確保・繰り入れし財源にあてた。
歳出は、経常経費5億円の削減目標額を各部課に割り当て、聖域なき見直しに努めた。結果的には目標の5億円削減はできなかったが、社会保障費などの「民生費」拡大を4億5千万円に抑えながら、総務費、土木費、衛生費を軒並み減額した。
重点施策では、児童医療費助成事業として小学校1~3年生の通院分を新たに助成する為の予算2千7百万円を確保。私立保育園の施設整備の補助に約2億3千万円、(仮称)我孫子駅前インフォーメーションセンター整備事業に約5千万円、景気対策として市商工会が発行する1億円分プレミアム付き商品券のため、10%のプレミアム分の1千万円と事務手数料5百万円を市が負担する。他の新規事業として、小中学校の校舎大規模改造、白樺文学館の運営、杉村楚人冠邸の保存と活用などが盛り込まれている。
予算審査の争点:
新年度、本格的な見直し予定となっている基本構想は、すべての計画の基となっている市の最上位法、安易な見直しに反対する意見が多く出された。また、我孫子駅南東地区、約32億8千万円を投じて行う都市再生整備計画(21年度~25年度)のシンボル的な事業、(仮称)我孫子駅前インフォーメーションセンター整備について、センターの機能、役割、運営方法について明確な方針が出来ていない。コンテンツがない段階で建物のみ先行して建設する市の姿勢に疑問の声が多く上がった。
市長は、早急に整備方針を明確にしたい。この事業の着手は市議会の所管常任委員会(環境生活)に諮り、了解を得ながら、事業を進めていく形にしたい。と答弁、予算はこのまま認めて欲しい旨、訴えた。また、聖域なき見直しによって、削減された事業は敬老祝い金や福祉手当、障害者の助成金の削減など、簡単に削減しやすいものだけを削減し、人件費やその他、補助金、負担金などは削減されていない。予算編成の方法にも疑問の声が上がった。
新年度予算は本会議において賛成17、反対10の多数可決で成立した。
宏はこう考える。
千葉県知事選、終わる!!(釈然としない知事選)
2009年は選挙の年、必ずやってくる衆議院解散総選挙の前、今後の政権交代を占う千葉県知事選挙は元衆議員で俳優の森田健作氏(59歳)が、民主党などが推薦、支援する第三セクター鉄道会社の前社長、吉田平氏(49歳)ら4氏を破って初当選しました。
投票率は45.56%(前回43.28%)でした。森田氏は自民党県議らの支援を受けましたが、政治不信が強まる中で政党色を出さずに、知名度を生かした選挙戦を展開し、終始リードする形で、4年前の雪辱を果たしました。
選挙戦では森田氏は「無所属」を強調し、支援する自民党県議は裏方に周り、自民党の国会議員などの応援弁士を一切呼ばずに、政策面では成田―羽田のリニアモーターカーの開通、郷土愛の育成や道徳教育の推進などを公約として、残念ながら、具体的な政策、見通しなどは一切触れない、イメージ選挙を貫いた選挙戦でした。
聞くところによると、選挙を指導した選挙プランナーに、石原新太郎・東京都知事3選、丸山珠代・参議院議員当選に貢献した、あの三浦博史が参謀役として就いていたそうです。さすがにうまい選挙戦を展開していました。
ただ、残念なのは、「完全無所属」をアピールして当選した森田氏、当選後に発覚した自民党東京都衆議院選挙区第二支部(東京都中央区)の支部長だったこと、これは、公職選挙法、(虚偽事項の公表罪)第235条に抵触する恐れがあるや、否や、そして、その第二支部から、森田氏が代表を務める資金管理団体「森田健作政経懇話会」に約1億5千万円が寄付されていたことなどが新聞等報道で明らかになりました。
資金管理団体の使途について、森田氏は記者団の質問に「知事選には使っていない。知事選に無所属で出馬を決意する前に、自民党候補の応援などのために使った」と釈明をしていました。知事選に使っていないことをどのように証明するのか、また、記者会見で明らかのように、「近く支部を解散したい」と発言、つまりは、千葉県知事選が行われた日にはまだ支部は解散しておらず、森田氏は支部長の身であったということが明らかになりました。
どうも、今回の森田氏の行動は釈然としない、千葉県知事選挙戦となってしまいました。「政治と金」今後、新知事となった森田氏に何事も起こらねば良いのですが、心配の種は尽きない。 宏
by abiko-21
| 2009-04-02 21:33
| 印南宏